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みちのく6次産業プラットフォーム
田舎郡東北村
企業ファームみちのく
農商工連携プロデューサー育成塾
Gazoo muraプロジェクト
アクセスマップ
[所在地]
 仙台市宮城野区榴岡2-2-11
 仙台KSビル7階
[電話番号]
 022-205-3540
[FAX番号]
 022-299-1420
 
地域活性座談会バックナンバー
一つの事業を取り上げて、担当者が対談形式で話をします。
事業成功のポイントは何か?事業の中で出てきた課題やそれを乗り越えるまでの過程から探っていきます。事業を運営していく上での役立つ事業課題の解決法を数多くご紹介いたします。
 

人財ネットワークを継続させる場所づくり

「農商工連携プロデューサー育成塾」をテーマにした座談会の第2回目。今回は、修了後も人財ネットワークを継続させるための工夫・課題等について話をしました。

 

育成塾でできたつながりを継続させる

畠山:

まず、 前回のおさらいとして、育成塾で目標としている成果を言いますと、次の通りです。

 @受講生に、塾を通して自社や地域の資源等を活かした新しいビジネスを起こしてもらう、既存の取組みを発展してもらう

 A受講生同士のネットワークを拡大し、それぞれの活動に活かしてもらう

 まずは、「つながり(ネットワーク)」を作っていただくこと。また、学んだことを通して、新たなビジネスや地域づくりの取り組みを生み出したり、既存の取り組みを発展させていくこと。それらを修了後も継続してもらうことが育成塾の成果のひとつと考えています。

 ―育成塾の成果の1つである、みちのく6次産業プラットフォーム(以下、みち6)設立の経緯を教えてください。

望月:

前回、育成塾の期間中から塾生同士の連携が始まると話しましたが、修了後もつながりを持続していくことは難しいと感じていました。その時に育成塾の1期生から、「せっかく育成塾でつながりができたので、それをネットワークを作って継続させて具体的なビジネスを展開したい」という提案があり、平成22年4月に任意団体としてみち6を設立することになりました。

畠山:

みち6の目的は、「期を超えてつながりをより強固なものにしていこう」というものです。現状としては、2〜4期生もみち6に参加し、期を超えて農商工連携を進めています。

さらに、育成塾の修了生以外にも広く東北6県や首都圏からもネットワークに参加してもらおうということで、平成24年6月にNPO法人化しました。NPOなので、会員のためだけに活動するのではなくて、非営利活動、地域への貢献活動、震災の復興事業等を行いながら、東北全体の農商工連携など6次産業化を促進する組織を目指して活動しています。

具体的には、大きく分けて、@みち6自体が行う活動 Aみち6のメンバーが地域と一緒に農商工連携など6次産業化、震災復興等に取組む事業の2つがあります。

 @みち6自体が行う主な活動

1)大人の食育(これまで4回開催)

育成塾の講義でも取り上げました、スローフードの「おいしい、きれい、正しい」という理念を、農商工の事業者や支援する側の方々に理解してもらおうという企画。東北の豊かな食材を使った料理や日本酒等を味わってもらいながら、そこにある生産者や料理人の想いやこだわりを合わせて理解してもらうことを目的に実施。

2)みち6研究会(これまで5回開催)

米油の機能性を研究しながら、米油を使った加工品や料理を新たに開発したり、地域で米油に適したお米を栽培して、6次産業化を目指している。

3)みち6サロン(これまで3回開催)

毎回様々なテーマを掲げ、みち6の会員企業、会員以外でも農商工の事業者にも集まっていただき、交流を通して農商工連携や震災復興を進めていこうとしている。例えば、第1回みち6サロンでは「放射能に負けてたまるか育成塾交流会」を実施した。 

 

 Aみち6のメンバーと連携して行っている地域の事業

1)松島事業

松島の方々とみち6のメンバーが一緒に5つの協議会を作り、農商工連携など6次産業化を通して松島の農水産物の観光資源化や二地域居住推進などをしていこうと、活動を進めている。また、復興ボランティアツアーを2回実施。

 

望月:

みち6の会員企業が中心となって、これら以外にも各地域で様々な事業者と連携した新しい活動を進めています。

 ―松島の事業もみち6から実現されたものなんですよね?

望月:

経緯としては、1期生でJA仙台松島支店長の飯川氏、2期生でSASAKI農産企画株式会社代表取締役の佐々木氏が、みち6を活用して育成塾の期を超えてつながりました。そこに当社も入り、松島の生産者、観光事業者の皆様と農林水産省の事業に提案をし、5つの協議会を設立して、農商工連携など6次産業化に取組んでいます。

 
 

人財育成とネットワークづくりで新たなビジネスへ

 ―みち6を設立したことにより、育成塾が他の人材育成事業と差別化できるようになったのでしょうか?

望月:

育成塾の目的は、人材育成とネットワークづくりのウエイトが半々になっています。また、参加者同士のつながりを単なる異業種交流で終わらせずに、連携してビジネスを生み出すことを意識しています。

だからこそ、塾が終わってもつながりが続き、塾をきっかけに多くの新しいビジネスが生まれていくのだと思います。

竹岡:

みち6があることで、情報が集まりやすくなっていると思います。情報が集まることで新しいビジネスも生まれやすくなっているのではないでしょうか。育成塾とみち6の2つの仕組みがあって、成果が出るのだと思いますね。

望月:

また、みち6には、地域を超えた広域のネットワークで新しいビジネスを生み出していくという特徴があります。育成塾やみち6のメンバーも、東北各地や首都圏から集まっていますからね。

畠山:

当社は事務局として、みち6の活動に主体的に関わっています。

 ―当社がみち6に主体的に関わることになった経緯を教えてください。

望月:

当社としては、社名にも“プロジェクト”とあるように、当社単独では地域を活性化することは難しいと考えており、東北の様々な企業や住民、自治体などと連携して取り組みを進めていきたいと考えています。

みち6は、東北の各地域で農商工連携など6次産業化を進めていくこと、震災からの早期復興を目的として、地域のキーマンとなる人や企業とプロジェクトを組むという意味で当社の重要なネットワークになっています。

会社としての経営戦略と、みち6への主体的な関わりはイコールであると考えているのです。

みち6に主体的に参加して、地域活性や震災からの復興支援等、当社がやりたい事業も実現できています。

 ―みち6を運営していく上での課題や今後の展望を教えてください。

畠山:

みち6に参加している方々は、自分の事業を推進する力やネットワークもあり、その中で新たな取組みを生み出しているのは素晴らしいことだと思います。

ただ一方で、理念は共有できていても、具体的な取り組みに落とし込んでいくのは難しいところがありますね。NPOというのはゆるやかなネットワークでもあるため、各自の本業をやりながら、どのくらいコミットしてもらうかは人によって差があります。そこを調整し、成果を出していくのが今後の課題ですね。

望月:

みち6は設立して動かすまでに大変パワーがかかっていますし、ネットワークの機能や形も変わってきています。大切なのは、途中であきらめずに、成果を出すまで意志を持って続けていくことです。

任意団体の時から、役員になっている方々と理事会等で確認し合っていることは、「みち6を本業に役立てて下さい」ということです。“みち6のために”ではなく、“みち6を活用して”各自のビジネス、地域の農商工連携など6次産業化を進めて欲しいということです。そういう意味で、松島での取組みは、みち6という資源をうまく活用してもらったモデル事例と言えるのではないでしょうか。

畠山:

当社の本業にも、みち6をうまく活用して色々やっていきたいですね。

これまでにやってきた取り組みの事例や結果を示せるようにして、NPOそのものの魅力や価値、ブランド力を高めることで、会員の獲得や事業拡大につなげていきたいです。

竹岡:

みち6を設立したことで生まれた事業もあるので、いずれは、みち6として行政や民間から仕事を受け、会員企業に発注するような流れを作っていきたいと考えています。

 ―みち6の会員の皆さんの活動に関わる上で大切にしていることはありますか?

望月:

謙虚でいることです。「自分達がやっている」のではなく、「皆さんに支えてもらっている」という気持ちを持ち続けることです。皆さんが新たなビジネスを行う時に、当社にも声をかけてくださることが多いです。また、当社の事業を応援しようと、様々なノウハウを教えて頂いたり協力して頂いたりもしています。

畠山:

育成塾で半年間共に学び、つながった仲間だからこそ、みち6のような取組みができていると思います。育成塾では、講義だけでなく実習での懇親会など交流を深める場を設けています。事務局である当社も毎回参加していることも、今の関係性につながっているのではないでしょうか。

 
 
 

 

東北大学

大学院経済学研究科長 

教授 大滝 精一 氏

本プロジェクト【アドバイザー】のご紹介&コメント

 育成塾とみち6は、あたかもコインの表と裏のような表裏一体の関係にある。育成塾はそのまま放っておけば、各期ごとに塾生が分断され、せっかくの学習と交流の成果も、効果が半減してしまう。同期の塾生同士をつなぐみち6の存在によって、育成塾のパワーは倍化し、ブランド力も強化されるというように、両者は相互の存在を高め合うような相乗効果を発揮している。そして何よりも頼もしいのは、みち6の塾生を中心とした横断的なネットワークの中から、農商工連携を実現する新規事業やプロジェクトが、次々と誕生しつつあることである。こうしたみち6の目に見えないプラットフォームの力を支えているのが、プロジェクト地域活性の皆さん一人ひとりの地道な努力にほかならない。

 
 
【編集後記】

育成塾は学習と交流のウエイトが半々、そしてその交流をさらに発展させビジネスに繋げていく場がみち6なのですね。強い思いを事業に落とし込んでいくまさにプラットフォームだと思いました。 (三神)

● この育成塾のカリキュラムは、最終目的の入り口。ここで芽吹いたビジネスを講師やOB、卒業生がフォローアップして形にする。卒業後の成果こそが、育成塾の本来の魅力かもしれません。 (松浦)

 
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