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 仙台市宮城野区榴岡2-2-11
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[FAX番号]
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地域活性座談会バックナンバー
一つの事業を取り上げて、担当者が対談形式で話をします。
事業成功のポイントは何か?事業の中で出てきた課題やそれを乗り越えるまでの過程から探っていきます。事業を運営していく上での役立つ事業課題の解決法を数多くご紹介いたします。
 

より良い研修に向けたファーストステップ

 東北のムラで働き隊!プロジェクトをテーマにした座談会の第2回目。今回は、平成21年度〜23年度に実施した長期実践研修を振返りながら、研修生と受入先のマッチングについて話をしました。

 

説明会での研修のイメージを持ってもらう

 ―まず、昨年度までの研修生の募集方法について教えてください。

吉田:

研修生の募集は、チラシとポスターを作成し仙台市内のハローワークやジョブカフェなどの公共施設に設置する、リクナビNEXTに情報を掲載する、地域の農業会議や新規就農に取組んでいる団体にPRする、説明会を開催するといった方法で行いました。説明会は、仙台で当社が自主開催した他、外部の企業説明会(首都圏等で開催)や各地の農業関係企業の説明会にも参加して行いました。

畠山:

チラシやポスターはあくまでプロジェクトを知ってもらうきっかけです。これらの媒体を入口に説明会に来ていただき、そこでプロジェクトの詳細や受入先の概要などを知っていただきます。説明会では、研修のイメージを具体的にもってもらえるように、過去の事例を載せたパンフレットを配布したり、受入先の方に話をしていただいたりと工夫しました。

田村:

説明会に来られなかった方にも、電話で詳しく内容を説明する等の対応を行いました。このような過程を経て、プロジェクトに参加したいと思っていただいた方に参加申込書を提出していただき、選考に移ります。

 ―これまでの集客状況はいかがでしたか?

吉田:

問い合わせ者数、申込み者数は年々増えています。平成22年度は平成21年度に比べて問い合わせが3倍近く伸び、申込者も約2倍になりました。平成23年度は震災の影響もありましたが、平成22年度と同じくらいの集客となっています。

畠山:

問い合わせ、申込みが増えている理由としては、プロジェクトが認知されてきたことや、説明会を仙台だけでなく東京でも実施し、2次・3次産業の経験を持つビジネス志向の高い人材への情報発信を強化したこと等が考えられます。また、農業に興味がある人、田舎暮らしに興味がある人が年々増えてきていることも関係しているのではないかと思います。

 
 

3段階の選考で最適なマッチングを目指す

 ―では、選考はどのような手順で進めているのですか?

田村:

選考は3段階のステップを踏んで行っています。はじめに書類選考を行い、その後、当社担当者による一次面談を行います。次に受入先による二次面談という手順です。二次面談は受入先、応募者、当社担当者の3者で実施し、最終決定は受入先の方が行います。この3段階の選考は、よりよい研修を行うためのこだわりであり、東北のムラで働き隊!の特徴のひとつです。特に面談は、応募者と受入先双方にとって最適なマッチングをするための重要なポイントになっています。

 ―面談が最適なマッチングのために重要とのことですが、具体的にどのようなことを行っているのですか?

吉田:

まず一次面談では、研修に関することだけでなく、将来やりたいことや目指していること等を聞き、応募者のキャリアアップにおける研修の位置づけを把握するように努めています。研修は、応募者の人生に関わる事と考えていますので、少しでも良い方向に進むよう、その人が目指していることをできるだけしっかり聞き、その上でマッチングを行うように心がけています。

畠山:

応募者の方が希望しているところ以外の受入先を提案することも積極的に行っています。申込み段階では希望している受入先以外の情報を知らない方が多いため、第一希望としているところが本当に応募者のやりたいことにマッチしているとは限らないのです。ですから、第一希望としているところが本当に合っているのか、別の可能性もあるのではないかなど提案しながら、その人に最も適した受入先を一緒に考えていくようにしています。

吉田:

応募者の希望にあった受入先を紹介するためには、受入先の要望を把握しておく必要があるため、受入先に対して、どのような研修生を望んでいるかしっかりヒアリングした上で、募集・選考を行っています。より良い研修を実施するためには、応募者と受入先の方向性が一致することが必要不可欠なのです。

田村:

二次面談では、受入先に出向き、受入れ先の担当者と応募者が直接会う機会を作っています。顔を合わせてコミュニケーションをとることはミスマッチの予防にもなりますし、現地に出向いて現場を知ってもらうことは、研修生の不安解消にもつながっていると思います。また、応募者には、研修に参加するメリットだけでなく、農業の厳しい面やリスク的な事柄も事前に話すようにしています。

 
 

研修を活かして次のキャリアへステップアップ

 ―これまでの研修では、具体的にどのようなマッチングを行ったのですか?

畠山:

平成23年度に、研修後は雇用をしないという条件で受入れを行った企業があったのですが、そこで研修を行った方は、「自分の実家の農業を継ぎたい」という目標を持っていたため、将来に役立つ経験を積むという意識で研修を行いました。実際この方は、研修後に、研修先とパートナーシップを結ぶこともできました。東北のムラで働き隊!プロジェクトは、研修後に必ず雇用を約束するものではありませんので、次のキャリアにステップアップするために研修を活かしていただいた事例だと考えています。研修後、そのままその地域に定着するだけでなく、将来的に東北の農業者や農山漁村で働く人を増やすきっかけや入口になるよう、今後もプロジェクトの可能性を探っていきたいです。

吉田:

面談をした結果、受入先が当初希望していた人物像と違った方をマッチングしたケースもありました。平成22年度に、農産物の流通事業を行っている企業が受入先として参加されたのですが、募集段階では、流通業の経験がある人を希望していました。しかし、面談で応募者の方の前職での経験や研修にかける想い等を聞くうちに、流通業の経験が無くとも、この人ならこれまでの経験を活かして研修をしてくれるだろうという考えが生じ、マッチングにつながったのです。書類だけでは分からない応募者の適性を知るためにも、選考において面談を実施する意義は大きいと感じました。

 ―では最後に、マッチングで難しい点や今後への課題を教えて下さい。

畠山:

選考段階でのマッチングは上手くいったものの、実際に研修を開始してみて、研修生が受入先の地域文化や常識になじむことが難しいケースや、研修生と受入先とで働くイメージやコミュニケーションの取り方などが異なるといった問題があります。地域のことは実際に現地に入らないと分からない場合が多く、また、全て順調に進めることだけが研修の目的ではありませんが、問題を乗り越えることを良い経験としていただくためにも、事務局としてサポートをしっかり行いながら運営していきたいです。

田村:

研修参加者を増やしていくためにも、募集方法について検討を重ねたいですね。これまでは都市部出身者をターゲットに募集をしていましたが、実家が東北にあって首都圏に住んでいる方や、東北以外の地方出身者など、UターンやJターンにつながる層にもアプローチしていきたいと考えています。

吉田:

マッチングの精度を上げる工夫も必要だと考えています。受入先が求める人物像を具体的に表現してもらい、それを募集のコンセプトにする、性格適性検査のようなものを利用して応募者の適性を客観的に把握するなど、これまでより更に適切なマッチングができるよう検討していきたいです。

田村:

本プロジェクトには、農業分野の経験が無い方が参加されるケースが多くありますが、未経験であっても、考え方次第で前職までの経験を活かすことができる場面はあると思います。実際に研修に参加するまでは、過去の経験の活かし方が分からない人も多いかもしれませんが、研修を活用して、これまでの経験の活かし方や次へのステップアップを見つけて欲しいですね。

 
 

 

(株)リクルートキャリア

新卒事業本部 

営業統括部

地域活性営業部

東北グループ 仙台チーム

エリアプロデューサー

池谷 昌之氏

本プロジェクト【アドバイザー】のご紹介&コメント

 私はリクルートで20年近く、企業と人材のマッチング支援を行ってきました。あらゆる業種・業界・規模の企業の採用活動に関わりながら感じているのは、理解不足・情報不足による雇用のミスマッチです。人材が足りなくて困っている産業や企業は世の中に山ほどあります。

 ただ応募する側が、就転職先として認識していないだけです。特にこの現象が顕著に表れているのは農業だと考えます。私は「農業やりたい」という学生に出会ったことがありません。農業は就職先として認知されていないのが現実です。しかし農業は6次産業化に向けて今大きな変革期にあります。そんな情報はよほど関心の高い方でないと知りません。その意味では、この“東北のムラで働き隊”プロジェクトの意義は大きいと考えます。多くの人に、農業の現状や田舎で生活することの意義を体感していただき理解を深めてもらう。情報を得て理解を深めなければアクションにつながりません。このプロジェクトにより、多くの人材が農業そして田舎で働くきっかけを得ていただけたら、もっともっと地方に人材が流動しムラは元気になっていくと思います。このプロジェクトには私も大いに期待しています。

 
 
【編集後記】

研修参加者と受入先双方の意向をしっかりヒアリングすることが、よりよいマッチングにつながると感じました。マッチングの精度を高めるために、今後も工夫していきたいですね。 (小野寺)

●様々な募集媒体を使って、積極的にアプローチを行っており、その成果が問合せや申込者の増加に現れてきたのだと思います。今後も、田舎暮らしや農業に興味のある人を一人でも多くマッチングできるよう、取組んでいきたいと思います。 (堀籠)

 
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