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地域活性座談会バックナンバー
一つの事業を取り上げて、担当者が対談形式で話をします。
事業成功のポイントは何か?事業の中で出てきた課題やそれを乗り越えるまでの過程から探っていきます。事業を運営していく上での役立つ事業課題の解決法を数多くご紹介いたします。
 

コミュニティビジネスがマニュアル化できるのか

 「NPO法人遠野山・里・暮らしネットワーク」から受託した※、遠野市のコミュニティビジネス成功のノウハウをマニュアル化する事業。

今回はマニュアルを作成するまでの経緯やポイントについて話をしました。  

※経済産業省:地域新事業創出発展基盤促進事業(農商工連携等促進人材創出事業)

 

考えの本質を見つけてブラッシュアップする

 ―今回は、コミュニティビジネスの成功事例のマニュアル冊子を作成する仕事ということですが。

畠山:

そもそもコミュニティビジネス(以下CB)をマニュアル化できるのか。そこが最初の課題でした。そこで、遠野市で多くのCBの成功事例を作ってきた東北まちづくり実践塾の菊池新一氏の著書『遠野まちづくり実践塾』(無明舎出版)を読むところから始めました。そして、なんとなくポイントが見えてきた時点で、社内で企画会議を行い、何をマニュアル化するか?を検討しました。その中で「氷山理論」(図A)を活用しようということになったのです。これは、CBの事例や事象そのものではなく、その根底にある「考えの本質」を伝えよう、というものです。

望月:

「氷山理論」はもともとは経営理論で使われていたものですが、それをCBに置きかえました。CBにおいて「考えの本質」はどこでも共通。その部分を洗い出すことが、他地域でCBをしようと考えている人に、役に立つと思ったのです。

   図A)氷山理論の考え方

 
 

「成功のポイント」を洗い出して精査する

―「考えの本質」を洗い出すために、どのようなことを行ったのですか。

畠山:

菊池さんをはじめ、遠野の方々にCBの取組みについての取材を行いました。それ自体も、取組み内容として参考になったのですが、さらに「考えの本質」を導き出すために、社内で「成功のポイント」を整理していきました。例えばある取り組みで「成功のポイント」が7つあったら、そこから、社内で議論し、3つくらいの「考えの本質」を洗い出しました。その結果を菊池さんに確認をしてもらい、「考えの本質」をブラッシュアップしていきました。

望月:

単に取組み内容を聞き出すだけでは、本質は掴めないと思ったのです。話をうかがって、一度体系的・客観的に整理する。そうすることで「考えの本質」が見えてくるようになりました。そういう意味でも、マニュアル化のような仕事は、外部の視点も入れながら進めた方がより伝わりやすいものになると思います。

―その後、マニュアルはどのようにまとめたのですか。

畠山:

マニュアル化の際に「考えの本質」を車にたとえて体系化しました。(図B)このように体系的に把握することで、足りない部分が見えてくるのではないかと思ったのです。

望月:

この車のたとえは、リーダーシップ研修の考え方の応用ですね。

畠山:

マニュアルというと、困った時に読むものというイ メージがありますが、CBにこうすれば成功するという正解はありません。このマニュアルでは、CBをする時に大切なことは何か、実例を通して、考えの本質を理解し、自分に照らし合わせて考えてもらう意図で制作をしました。

望月:

考えの本質をわかりやすく伝えるために、それぞれの事例を活用しているのです。

 

 

   図B)リーダーシップ研修の考え方を活用した本質の整理方法

 
 

役立つマニュアルに仕上げるための工夫

―その他、マニュアル冊子の制作で工夫した点はありますか。

畠山:

本質を伝えることに加え、少しでも役立つものにしたかったので、「『考えの本質』チェックリスト」をつけ、「考えの本質」を一覧にし、読んだ人が自分自身の行動に反映されているか、チェックできるようにしました。その結果も踏まえ、CB実践の行動計画を作れるようにしました。また、コラム的な記事もはさみ、やってみよう!と感じてもらえるような工夫もしました。

―事業の目的であった「技術の移転(成功事例の他地域への応用)」はできましたか?

望月:

現在、菊池さんをはじめとしたCB実践のアドバイザーが各地でCBのアドバイスをするときに、補助ツールとして活用していただいているところです。

 

―マニュアル作成の成功のポイントは何でしたか。

望月:

マニュアル作成の目的を、地域で活用できるものに、と置いたことです。従来のマニュアルの先入観にとらわれず、企画ができました。「マニュアル=手順を伝えるもの」という考えでは、地域の事例を紹介するだけで、終わってしまいます。「考えの本質」を伝えることで、各地域に置き換えて活用しやすくなったと思います。

畠山:

「考えの本質」を、取材を通して自分達なりに整理したことが良かったと思います。これを行うことで、CBで成果をあげている菊池さんのおっしゃっている本当の意味を理解できたように思います。

―今後、マニュアル冊子はどのように活用していきますか。

畠山:

マニュアル冊子は、単なる事例集ではなく、CBを行う人の根底にある思いや、こだわりが確認できるようになっています。活用方法としては、「考えの本質」を理解したうえで、読んだ人が自分自身の取組みの企画や軌道修正に役立ててほしいです。また、「自分自身の思い・取組みは間違いないのだ」と確信し、活力をもらえると嬉しいです。今後は、自分自身も媒介となって「考えの本質」を伝えていきたいと思います。

望月:

このマニュアルは、地域での実践の中で活用していかないと役に立ちません。今後も実践の中でどんどん使っていきたいと思っています。

 
 
 

NPO法人 遠野山・里・暮らしネットワーク

マネージャー 菊池 新一氏

本プロジェクト【アドバイザー】のご紹介&コメント

 私たちの今までの取組みは現場感覚のフィーリング重視の取組みと思っていました。今回、考えの本質を掘り起こしていただき、成功事例が体系的に説明されたと思います。そういう面では、私たちも再認識できた画期的な取組みでした。

 

 
 
【編集後記】

知っているつもりの事業でも、その背景をじっくり聞いていくと、気付きが多く、非常に勉強になりました。特に「考えの本質」を洗い出す流れが参考になりました。 (三神)

事業のことを詳しく知ることができて、とても勉強になりました。特に、課題を共有することは非常に意義深いと思います。 (佐藤)

 
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