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プロジェクト地域活性 トップページ > 月刊地域活性レポート > 第28号 東北のムラで働き隊!プロジェクト(前編)
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第28号 東北のムラで働き隊!プロジェクト(前編)

      〜長期実践研修を通しての成果と課題

     

 こんにちは。今回は当社の推進する「東北のムラで働き隊!プロジェクト」で実施した「長期実践研修」の事例から、地域への人材定着に向けた取組の成果と課題を紹介します。           

             (事業企画部 ディレクター兼主任プランナー 畠山洋平)

 
東北のムラで働き隊!プロジェクト

 「東北のムラで働き隊!プロジェクト」は、田舎で働きたい都市部の人材と、東北の農山漁村地域を結ぶ研修のコーディネートを行っているプロジェクトです。

 研修生である都会の「人材」が地域を担う「人財」として農山漁村に訪れ、農業をはじめとした1次産業事業者や地域づくり活動を行う団体等で研修を行います。そこでは研修生自らが地域の仕事に携わりながら、スキル・知識を習得し、更に地域にとって重要な考え方の一つである6次産業化にも触れることで、研修後、または将来のUIターンへ活用して頂く事を目指しています。

 当社では、農林水産省「田舎で働き隊!事業」を活用し、平成20年度は1〜2週間程度の短期派遣研修(第24号「 6次産業化で地域を元気にしよう」参照)、平成21、22年度は約半年間の長期実践研修を実施し、計81名の方が研修に参加しました。
 

田舎で働きたい!ニーズの存在

 プロジェクトの実施を通じて感じた事は、都会の方の中には田舎で働きたいという意向を持つ方は確実に存在するという事でした。

 また、平成21年度、22年度の長期実践研修のデータを比較すると、プロジェクトや事業そのもの認知度の高まりも要因と考えられますが、申込者や説明会への参加者の数は明らかに平成22年度で増えてきています。申込者の中には事業への興味が以前からあったが、今年度、自分自身の準備ができたために今回申し込みに踏み出したという方もいました。

 この事からも都会の方の中には田舎で働きたいと考える方が確実にいらっしゃるということが言えるのではないのでしょうか。
 
東北のムラで働き隊!プロジェクト 長期実践研修問合せ数の推移
 

外部の人材を求めている地域側の存在

 一方、1次産業を中心とした産業の活性化を担う新たな人財を求める地域も存在します。プロジェクトの実施・普及を通して、様々な地域の法人や団体の方々とお話をしてきた中で感じたことは、確実に「人」に対するニーズは存在するということです。そこには、単に田舎暮らしをしたいというだけでなく、地域で何かをしたいという活力のある方に地域の一員になって欲しいという思いが込められています。

 しかしながら、実際にそのような人を迎え入れるにあたり、指導やフォローに係る「労力」と、外部から来る人自身が生活をする上で必要な収入を得られる「仕事」が課題になることも事実です。
 
 

長期実践研修実施の成果と課題

 プロジェクトの実施を通して、前段のような現状が確認されました。次に実施結果を踏まえた成果と課題を考察します。
 
成果
@研修後の地域への定着

 半年間の長期実践研修への参加を通し、平成21年度の研修では、研修終了後の4月時点で16名の研修生の内、13名が地域に残りました(定着率約81%)。定着の仕方は大きく分けて次の二つの形に分類されます。研修生への取材レポートはこちらを参照

<A:受入団体へ就職>

 研修後に研修生から正職員へ雇用して頂く結果となったケースです。この場合、受入団体の方は、雇用を見据えた研修生の選考、研修における関わりをされておられます。

<B:他の支援策を活用した研修の継続>

   受入団体だけでなく、行政を始めとした様々な方の支援を通じ、研修という形で引き続き地域に残り、その後の定住を目指しているケースです。
 
Aハンドブックの制作
 研修生にとっても、受入先にとっても重要な経験となる本研修では、実施した事例を元に必要なノウハウや知識をとりまとめたハンドブックを作成しました。
 

研修生用ハンドブック・受入先用ハンドブック

<受入先用ハンドブック>

 受入先の皆様が長期実践研修生を受け入れるにあたって募集→選考→研修(:フォローアップ)が主な流れとなりますが、その中で大切な要素をまとめました。更に平成21年度の実施事例等も交えながら、受入経験が無い方でもイメージしやすいものとしました。

<研修生用ハンドブック>

 研修生が漠然と研修に取組むのではなく、半年間の研修期間中も短期的な目標の設定と振り返りを行い、ステップアップに繋げられる内容としています。研修内容を足跡として残すことができ、都会と農山漁村をつなぐ情報満載のコラムも好評です。

 現在、いずれのハンドブックも、受入先・研修生共に活用して頂いており、その結果も踏まえ更に良い内容としていく予定です。手前味噌で恐縮ですが、中々良いものが出来上がったと考えています。
 
B受入団体や研修生同士がつながる場の演出

 平成21年度は事業推進会議として受入団体の関係者が集う場を3回持ちました。平成22年度は、その会議の他に研修生が集う交流会も企画しております。

 地域や研修内容は違いますが、「東北のムラで働き隊!」プロジェクトとして集まれる場があることは、お互いに研修内容や団体の取組に関しての有益な情報交換ができる場として大きな役割を果たしています。
 
課題
@定着へ向けた課題

 地域へ研修生が定着するには収入を得られる手段、つまり仕事(雇用等)が必要となります。元々人材を募集している法人等であれば、マッチングした人材の雇用をすぐに検討する事ができます。しかし、一定期間は仕事があるが、それ以外の期間を考えるとすぐに雇用することが難しいケースもあり、研修生・受入地域が研修後も「残りたい」「残ってほしい」と考えていても、最終的にはうまくいかないこともあるのが現状です。

 
Aマッチングの課題

受入先との面談  選考段階において、完全に受入地域の要望と合う方をマッチングできるとは限りません。それまでの環境との変化もあり、研修実施を通して互いに抱いていたイメージと合わなかったという結果が分かる場合もあります。とても難しい部分ですが、まずはできる限り互いの求める事・できる事を丁寧に確認していくということが一番ではないかと考えます。特に待遇や条件についての綿密な確認は重要だと痛感しております。

 
 

 まだまだ課題もあるプロジェクトではありますが、確実に成果も出てきているというのが実感でもあります。次回は考察した課題・成果を踏まえ、当社のようなコーディネート機関の果たす役割について考察していきます。

 プロジェクトに興味を持つ地域の法人・団体様や地域で働きたいと考えている方は当社までお問い合わせください。
 
ご意見・ご感想などお待ちしております! 
 
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