株式会社プロジェクト地域活性
プライバシーポリシー
リンク
サイトマップ
電話でのお問い合わせはこちら 022-205-3540
トップページ会社概要事業紹介事業実績地域振興への思いメディア紹介履歴お問い合わせ
プロジェクト地域活性 トップページ > 月刊地域活性レポート > 第27号 農商工連携プロデューサー育成塾(後編)
会社概要
企業理念
会社情報
アクセスマップ
関わっている組織・プロジェクト
 
事業紹介
事業内容
プランニング手法
 
事業実績
地域の人財確保・育成領域
農商工連携・地域ブランド領域
観光・ツーリズム領域
 
地域活性への思い
 
メディア紹介履歴
 
採用情報
 
お問い合わせ
 
リンク
地域活性プランナーの座談会
月刊地域活性レポート
 
リンク
みちのく6次産業プラットフォーム
田舎郡東北村
企業ファームみちのく
農商工連携プロデューサー育成塾
Gazoo muraプロジェクト
アクセスマップ
[所在地]
 仙台市宮城野区榴岡2-2-11
 仙台KSビル7階
[電話番号]
 022-205-3540
[FAX番号]
 022-299-1420

第27号 農商工連携プロデューサー育成塾(後編)

      〜成果・課題と人財ネットワーク

     

 今回は、前回ご紹介しました“農商工連携プロデューサー育成塾”(以下、育成塾)について、育成塾の成果と今後の課題を提示します。また、改めて農商工連携プロデューサーに求められる要件を明確にした上で、育成塾の1期生が中心となって設立した農商工連携を推進するネットワーク型組織“みちのく6次産業プラットフォーム” (以下、プラットフォーム)についてご紹介いたします。

                             (代表取締役社長 望月孝)

 
農商工連携プロデューサー育成塾の成果と課題
1.育成塾の受講者アンケート結果
 はじめに、前編でご紹介いたしました育成塾(平成21年6月〜11月実施)の成果を、受講者から講義、実習・ケース研究の実施直後、及び1ヶ月後にとったアンケート結果をもとにご紹介いたします。実施直後は講義、実習・ケース研究の各回の「理解度」、「実践活用可能性」、「満足度」を、実施1ヵ月後には「実践活用度」を5段階で評価して頂きました。

  実施直後の「理解度」と「実践活用可能性」を聞いたところ、図1・2のように、いずれの項目においても高い評価となりました。また「満足度」に関しても、図3のようにいずれも高い結果となり、特に実習・ケース研究に対する満足度は5と4(大変満足した・満足した)で95%近くになりました。

 
<図1>実施直後の理解度
実施直後の理解度
 
<図2>実施直後の実践活用可能性
実践直後の実践活用可能性
 
<図3>実施直後の満足度
実施直後の満足度
 
 実施1ヶ月後に「自身のビジネスや地域での実践に繋がったか」をたずねたところ、図4のように、講義、実習・ケース研究共に60%近くの方が5と4(かなり役立てることができた、役立てることができた)と答えております。一方、3(どちらとも言えない)と答えた方も約30%いました。
 
<図4>1ヶ月後の実践活用度
1ヶ月後の実践活用度
 
 次に、育成塾の修了3ヶ月後(平成22年2月)に「実際に自身のビジネスや地域等での実践に活かすことができているか」を伺ったところ、次のようになりました。
 
<図5>育成塾修了3ヶ月後の実践活用度
育成塾修了3ヶ月後の実践活用度
 

 図5のように、実践に活用できていない人はおらず、全員が何らかの形でビジネスや地域において育成塾で学んだことを活かしていることがわかりました。ビジネスや地域で農商工連携により新たなビジネスを実践している人、農商工連携を活用した業務の取り組み姿勢が変化した人など、活用の仕方は様々であることが窺えます。一方、3(どちらとも言えない)と答えた方も約40%いました。

 受講者へのヒアリングでは、「ビジネスアイディアの実現可能性を高めるプランにすることができた。」「実現に向けての覚悟と実行力(ネットワーク構築含む)を高めることができた。」「同じようなことを考えている仲間をつくることにより、勇気が湧いた。」などという声を頂きました。
 

2.育成塾の成果と課題

 以上のように、平成21年度の育成塾では講義、実習・ケース研究の理解度・満足度、実践への活用度ともに高い結果となりましたが、育成塾修了後の農商工連携ビジネスでの継続的な活用と実践では若干の課題を残していることが窺えます。

 また、育成塾を通して、受講者同士、受講者と講師・実習受け入れ企業等の強固なネットワークが構築でき、今後に向けて、このネットワークを具体的な成果に結びつけるために「持続的なビジネス・ネットワークの構築」いうことも課題と考えられます。「人財ネットワーク」の有用性については、

平成22年2月20日付河北新報「座標」(http://www.prokatu.jp/about/images/masukomi/zahyou/zahyou0220.pdf)をご参照ください。

 
 

農商工連携プロデューサーに求められる要件

 育成塾では、東北地域の5つの代表的な農商工連携の成功事例を映像と文章のケースで作成しました。育成塾の5回の実習2日目に、ケース討議を通して、事例の表面的な現象面の理解にとどまらず、受講者から今後に向けた戦略的な課題の提示と解決策の提言なども行なっています。  

 弊社では、この5事例における農商工連携の中核である企業等の経営者(農商工連携プロデューサー)への取材、先行研究(松野将宏著(2005)「地域プロデューサーの時代-地域密着型スポーツクラブ展開への理論と実践-」東北大学出版会など)から、農商工連携プロデューサーに求められる要件を次の6項目に規定しました。(現代経営研究学会発行「現代経営研究」Vol.1,望月(2010)“東北地域における「農商工連携プロデューサー」に求められる要件”に詳述。)

 
@地域内外への資源アクセスと、資源の獲得・開発(自立的行動)

 外部資源に主体的にアクセスして外部情報を積極的に取り込み、自社の経営資源と地域資源で不足しているものは外部から獲得するのと同時に、地域内の未活用資源の資源化を行なう。

 
A長期的なキャリア設定とビジネス・地域の構想をつなぐ(長期のプランニング)
 早い時期に長期的な人生設計をつくり、自身のキャリアと農商工連携によるビジネスや地域のありたい姿、目標をつなぐことができる。
 
B農商工連携によるビジネスモデルの構想(ビジネスモデルのプランニング)
 自社と地域に関する大きな志を持ちつつも、農商工連携による新商品・サービスの開発やバリューチェーンの再構築等を通じ、自社と地域に利益をもたらす具体的なビジネスモデルを構想できる。
 
C構想実現のための、柔軟な計画の変更(仮説検証)
 ビジネスモデルの構想実現のための事業計画を策定し、計画の進捗や状況変化に柔軟に対応して計画を変更して、構想を実現する
 
D理念・倫理観の具現化と情報発信(理念・倫理観)

 商品・サービス(食・観光・地域など)に対する明確な理念と倫理観を持ち、それを自社や地域の商品・サービスで具現化し、地域内外で積極的に情報発信を行う。

 
E自社と地域のイノベーションを実現(イノベーションの実現)

 自身のビジネスだけでなく、「地域」に対しても大きな志(あるべき姿やビジョン)を持ち、地域の事業者や住民の理解を得ながら自社と地域のイノベーションを実現する。

 
 

みちのく6次産業プラットフォーム

 前述の課題を解決し、前項の要件を満たす次代の農商工連携プロデューサーを継続的に育成、輩出していくためには、今後も東北地域で育成塾を継続的に実施していくと共に、農商工連携プロデューサーの人財ネットワークであり、農商工連携の実践共同体となる組織をつくることが必要となります。

 平成22年4月、育成塾の1期生を中心にプラットフォームが設立されました。プラットフォームの組織と機能は図6・7のようになります。
 
農商工連携プラットフォームの組織イメージ
 
 
農商工連携プラットフォームの機能イメージ
 
 本プラットフォームは平成22年度中にNPO法人等の法人化を実現することを目指して、現在、プラットフォームが提供する支援サービスのモデル事例づくりに取り組んでいるところです。
 

 東北地域において、東北の強みである農林水産資源を活用した農商工連携、6次産業化は、地域の活性化の最も重要な手段の1つとなります。

 東北農商工連携プロデューサー育成コンソーシアムは平成22年度の経済産業省「地域新事業移転促進事業」に採択され、第2期育成塾を8月より開催します。第2期生には宮城県・山形県・福島県から約30名の方にご応募頂き、18名の農商工事業者、起業家、金融機関等支援事業者の方を選考しました。第2期育成塾では、プラットフォームとの積極的な連携も図っていく予定です。育成塾、プラットフォームにご関心のある方は、是非弊社までご連絡ください。
 
ご意見・ご感想などお待ちしております! 
 
地域活性レポートバックナンバーはこちら

 

トップページ会社概要事業紹介事業実績地域振興への思いメディア紹介履歴お問い合わせ