株式会社プロジェクト地域活性
プライバシーポリシー
リンク
サイトマップ
電話でのお問い合わせはこちら 022-205-3540
トップページ会社概要事業紹介事業実績地域振興への思いメディア紹介履歴お問い合わせ
プロジェクト地域活性 トップページ > 月刊地域活性レポート > 第23号 提言策定に向けた実証実験
会社概要
企業理念
会社情報
アクセスマップ
関わっている組織・プロジェクト
 
事業紹介
事業内容
プランニング手法
 
事業実績
地域の人財確保・育成領域
農商工連携・地域ブランド領域
観光・ツーリズム領域
 
地域活性への思い
 
メディア紹介履歴
 
採用情報
 
お問い合わせ
 
リンク
地域活性プランナーの座談会
月刊地域活性レポート
 
リンク
みちのく6次産業プラットフォーム
田舎郡東北村
企業ファームみちのく
農商工連携プロデューサー育成塾
Gazoo muraプロジェクト
アクセスマップ
[所在地]
 仙台市宮城野区榴岡2-2-11
 仙台KSビル7階
[電話番号]
 022-205-3540
[FAX番号]
 022-299-1420

第23号  提言策定に向けた実証実験
   〜 フラワー長井線の取組み事例〜

     

 こんにちは。プランナーの太田です。地域活性化の取り組みをより良いものにするために、まずは実証実験として取り組みの検証をする方法があります。当社が関わったフラワー長井線を例に実証実験の手法をお伝えいたします。

(事業企画部 プランナー 太田正哉)

 
地域活性の取り組みを検証する方法
 近年、各地で地域活性化の取組みが盛んに行われています。地域活性化といっても、その取り組みは様々で、この方法が一番正しいというものはありません。

 しかし、そのような中でも活性化の取り組みをより良いものにしていかなくてはなりません。そこで、様々な活性化の取り組みを実験的に行い、その結果を検証することで、次につなげていくという方法があります。それが、実証実験という方法です。

 
1.実証実験とは

 ここで言う実証実験とは、仮説を基に計画したことを、実験的に実施し、検証することです。実験を行うことによって、実験結果はもちろん、課題や方向性を見出すことができ、そこから本格的実施に向けた提言を策定することが可能になるのです。

 
2.実証実験の主な考え方

 まず最初に、ある仮説を検証するための計画を立てます(実証実験の計画)。次に計画したことを、一定期間実施します(実証実験の実施)。そして得られた結果を分析することで、本格的実施に向けた提言を策定できるようになります。

 
フラワー長井線の実証実験例

 山形県の置賜地方を走る、山形鉄道フラワー長井線をご存知でしょうか。置賜地方の2市2町を走り、地元住民の貴重な移動手段として愛され、利用されてきた鉄道です。

 しかし、近フラワー長井線年の地方鉄道の現状は、人口の減少や自動車利用の増などから、鉄道利用者が減少してきております。フラワー長井線においても、様々な原因から利用が減少しています。

 当社は、フラワー長井線の活性化事業として、沿線地域の住民等の利用促進を図るために、商店街等の連携による実証実験を実施し、今後の利用促進策の提案をしました。

 

 また、実証実験について、地域の魅力が前面に出たり組みにすることを目指し、地域の行政や商店街などの地元係者と協力し、地元の意見を取り入れながら組み立てていきました。

 それは、活性化の取り組みは、地域が主体となるものだからです。地域の人が中心となり、住民の多くの人が関わることで、活性化の想いを共有することができ、同じベクトルで取り組むことができます。

 

 当社は、外部視点を取り入れながらフラワー長井線と沿線地域が舞台となる実証実験を実施しました。

 
1.現地調査

 沿線地域の特色や、鉄道の利用実態等を調査することで、以下のような現状が明らかになりました。

  • 道利用客の減少
  • 多彩な地域資源の存在(自然、歴史、町並み、建物、食、商店街、温泉・観光施設など)
 
2.仮説を立てる
  •  鉄道利用客に対し、鉄道と地域資源の連携による魅力(商店街・観光施設等地域資源のお得な特典の付与や、鉄道利用による地域資源の楽しみ方の提案等)を提示することで、双方の付加価値が高まり、沿線住民利用率向上が図れるのではないか。
 
3.仮説を検証するための計画と実証実験
 地元関係者から地域の魅力をヒアリングし、鉄道と商店街等を中心とした実証実験を計画しまし

た。

  • 鉄道利用客に乗車証明を発行し、商店街等の割引特典やサービスを利用できるようにする。
  • 取り組みをアピールするためのチラシや、地域の魅力を前面に出したリーフレットを作成し、駅や観光案内所等に設置。また、行政広報誌や新聞を活用して沿線住民等への周知を行う。
  • 町を回遊するようなルートの作成(鉄道と町の楽しみ方の提案)。
 
4.実証実験の結果
 実証実験について効果を測定するために、鉄道利用者や沿線住民、実証実験参加者に対し、アンケートやヒアリングを行い、今回の取り組みにどのような意見を持ったか調査を行いました。
  • 地域資源を組み合せて付加価値を高め、鉄道利用客に提案する取り組みは非常によいことだ。
  • 取組みはいいと思うが、内容の魅力をさらに高めてほしい。 ・活性化の取り組みを、関わっている人だけではなく、地域全体にアピールをする必要がある。
  • 実験の認知率は必ずしも十分ではなかった(43%が知らなかった)。
 
 
グラフ:今後の取り組みについて 
【今後の取組みについて】
 
グラフ:今回のキャンペーンを知っていたか
【今回のキャンペーンを知っていたか】
 
5.結果をもとにした提言
 鉄道に利便性だけでなく、他の魅力も付け加えることによって、利用率の向上を図れる可能性は十分に考えられます。しかも、沿線地域全体へ広め、広域的な取り組みを目指すことで多くの人が関わることができます。

 

 しかし、今回行った実証実験を知らなかった人がいた事、取り組み内容を充実化することが必要という人がいたこともあきらかになり、課題として、住民への周知方法や、取り組み内容を沿線住民にとって魅力的なプログラムにする事が必要であることがわかりました。 鉄道利用者や沿線住民、実証実験参加者に対し、アンケートやヒアリングを行い、今回の取り組みにどのような意見を持ったか調査を行いました。

 

実証実験を活かすことが必要

 実証実験を行うことは、地域活性化の取り組み内容を検証し、確定させるという意味で、非常に有効です。実証実験を行うことで、仮説に対する課題を検証することができ、次なるステップが見えてきます。そして、それを本格的実施に向けた提言へとつなげていくことが重要になります。

 しかしながら、実証実験を踏まえた提言を、実行に移さなければ意味がありません。実証実験で得られることを、どう活かしていくのかが一番重要になるのです。

 フラワー長井線の取り組み事例では、実証実験を行うことによって、鉄道の利用促進についての提案をする事ができましたが、一方でいくつかの課題も明らかにすることができました。この様な提案や課題を明らかにし、次につなげていくことが地域活性の取り組みを成功に近づけることであると考えます。

 

 当社は、地域活性化の取り組みに対し、実証実験などの方法を利用し、取り組み内容の検証と、取り組みに対する提案を行います。今後も東北を元気にするため、様々な手法を用いて地域活性のお手伝いをしていきたいと考えております。

 
ご意見・ご感想などお待ちしております! 
 
地域活性レポートバックナンバーはこちら

 

トップページ会社概要事業紹介事業実績地域振興への思いメディア紹介履歴お問い合わせ