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プロジェクト地域活性 トップページ > 月刊地域活性レポート > 第19号 共通フリー乗車券
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第19号 共通フリー乗車券
〜広域観光の推進と

      公共交通活性化の同時実現〜

 今回は、広域連携での観光振興の有効な手段として、当社が国土交通省東北運輸局の委託事業で調査・企画・実施等をお手伝いさせて頂いた「会津ぐるっとカード」、「仙台まるごとパス」、「八戸えんじょいカード」、「津軽フリーパス」などの鉄道・バス等の共通フリー乗車券(以下、共通フリー乗車券)を取り上げ、広域連携での観光振興と公共交通活性化の同時実現に有効な取組み事例として、その内容と効果についてご紹介します。 (代表取締役社長 望月孝)

社長 望月
 
共通フリー乗車券とは
 フリー乗車券とは、「1枚のカード(または乗車券)で、地域の鉄道・バス等を自由に乗り降りできる共通フリー乗車券」のことです。利用者が乗り換えの度に乗車券を購入する手間を省け、「利便性」が向上するのと同時に、各交通機関別に乗車券を購入するよりも価格を安くし、地域内の観光施設・宿泊施設・飲食店などの割引特典をつけることにより、「お得感」を高めています。
 
共通フリー乗車券導入の背景と目的
1.共通フリー乗車券導入の背景

ローカル線 現在、大都市圏を除いて全国のほとんどの地域で住民の減少と自家用車の利用により、鉄道ローカル線や路線バス等の公共交通の地域住民の利用者数が激減しています。また、観光客に目を向けると、団体旅行から少人数での旅行への旅行形態の変化により、パック旅行や貸切観光バスでの旅行が減り、観光客自らが企画して自由に観光地等を廻る旅行が主流となっています。

  また本年7月に「観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律」が制定されました。本政策は、複数の観光地が連携して2泊3日以上の滞在型観光を目指す「観光圏」の形成を促進することを目的としています。10月1日の観光庁発足と同時期に、全国で16地域が観光圏整備実施計画認定を受けています。東北地域では、仙台市を中心とした広域連携での「伊達な広域観光圏」、会津地域と米沢地域が連携した「会津・米沢地域観光圏」、福島市を中心とした「ふくしま観光圏」の3地域が認定を受け、官民一体となって長期滞在型観光を目指した広域連携を進めています。

 
2.共通フリー乗車券導入の目的

 前述のような背景をふまえ、観光客の利便性を高め、低価格・特典等から利用者にお得感を持って頂くことにより、観光客が広域で周遊したり長期滞在し、また鉄道・バス等公共交通の利用頻度を上げることを目的に共通フリー乗車券が導入されています。また、共通フリー乗車券と共に地域全体の魅力の情報発信を行い、観光誘客につなげることも合わせて目的としています。

 

共通フリー乗車券実施のメリット

1.地域が一枚岩になる
 まず最初にあげられる最大の効果として、地域の官民が一体となって、地域の魅力作りや情報発信を行い、観光誘客力が格段に向上することといえます。共通フリー乗車券導入をきっかけに、地域内のすべての自治体・交通事業者・観光関連事業者・観光協会・商工会等が一体となって、地域全体の観光誘客戦略を作り、観光振興に取り組むことにより、既存の観光振興策・イベント等との連携と相乗効果、地域の魅力ある新しい特産品・観光サービスの開発とPR、ホスピタルティ溢れる観光客の受け皿づくり、共通フリー乗車券の推進協議会、協議会所属企業・団体等による情報発信により、魅力ある地域づくりが実現されます。自治体・交通事業者・観光関連事業者・観光協会・商工会等が個別に取り組むことに比べると、観光誘客力が格段に上がっています。
 
2.旅行会社が積極的に活用する
 次に、旅行会社が旅行商品への組み入れや、観光パンフレット・ホームページ等での情報発信がしやすくなり、観光誘客につながっていることがあげられます。旅行会社の立場で考えると、旅行商品造成の際、交通事業者・観光関連事業者・観光協会・商工会等と個別に折衝することに比べ、手間がかからなく、かつ共通フリー乗車券1枚あれば自由に広域で周遊できることにより、個人や少人数のグループの観光というニーズにも対応できるため、造成する旅行商品そのものの魅力を高めることができます。この理由により、旅行会社が積極的に共通フリー乗車券を旅行商品に組み込み、観光パンフレット・ホームページ等で観光目的地と一緒に共通フリー乗車券そのものもPRすることにつながっているのです。
 
共通フリー乗車券の実施事例
 平成15年、全国に先駆けて福島県会津広域エリアで共通フリー乗車券である「会津ぐるっとカード」がスタートしました。平成16年には宮城県仙台広域エリアの「仙台まるごとパス」、青森県八戸エリアの「八戸えんじょいカード」、平成17年には青森県津軽広域エリアの「津軽フリーパス」と、東北各地域で同様の企画がスタートしています。今回はその中から、観光圏整備実施計画認定を受けた地域とほぼ重なっている「会津ぐるっとカード」「仙台まるごとパス」を取り上げて、特徴や成果等をご紹介します。
 
1.会津ぐるっとカード

会津ぐるっとカード 会津地域には、鶴ヶ城、猪苗代湖、磐梯山、大内宿、喜多方のラーメンと蔵など、歴史・自然・食など、豊富で多様な観光資源が広範囲に分散しています。会津ぐるっとカードで目指す観光コンセプトは滞在型の広域周遊観光であるといえます。

 会津ぐるっとカード実施の成果として、カードの売上が毎年約10%増加し、バス・鉄道における空席の有効活用につながっています。また、それ以上の成果として、会津地域(10市町村)が一体となって観光戦略を構築し、観光振興策を実施することにより、平成17年の会津デスティネーションキャンペーンが大成功を収め、その後も今回の「観光圏」認定など、交通事業者・観光事業者・行政等が継続的に会津エリアの広域観光振興について協議、実施できていることがあげられます。

 
2.仙台まるごとパス

るーぷる仙台 仙台広域エリアは、仙台市中心部の仙台城址等の歴史資源と、郊外の秋保温泉・作並温泉、日本三景松島や山形市の山寺等の自然・歴史資源が衛星型に分布しています。仙台まるごとパスで目指す観光コンセプトは、仙台をゲートウェイにした広域周遊観光であるといえます。

 仙台まるごとパス実施の成果として、売上が毎年増加している中で、平成19年は仙台空港アクセス鉄道の開通もあり、対前年1.62倍の実績をあげています。会津ぐるっとカードと同様、それ以上の成果として、地域が一体となって「顧客(観光客)視点に立って満足度を高める」ための方策が実施され、顧客(観光客)を口コミ宣伝の主体ととらえて、満足度を高めることでの宣伝効果が大きいということがあげられます。また、平成20年の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに向けて、各構成団体が一体となって観光振興に取り組むことができています。

 

 当社は、「観光圏」など広域連携観光推進の仕組み作り(共通フリー乗車券等)から実施(情報発信・観光誘客等)までをお手伝いさせて頂いております。現在、広域市町村で連携した観光振興を検討されている地域の方からのご相談をお待ちしています。

 
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