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プロジェクト地域活性 トップページ > 月刊地域活性レポート > 第17号 地域づくりの中核となる組織
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第17号  地域づくりの中核組織

〜地域づくりの中核となる

          組織に求められる機能〜

 地域づくりの事業(仕組み)を立ち上げる際に、中心となって地域住民を巻き込んでいける「人」の観点から『地域コーディネーター』の役割について「第8号 地域コーディネーター」でご紹介しました。

 今回は地域づくりを推進するために「組織」の観点から、岩手県遠野市のNPO法人 「遠野山・里・暮らしネットワーク」とその実施している事業の例より、地域づくりの中核となる組織に求められる機能についてお伝えします。

(事業企画部 プランナー 畠山洋平)

 
遠野市の地域づくり組織「遠野山・里・暮らしネットワーク」
1. 山里ネットとは

遠野 田園 遠野山・里・暮らしネットワーク(以下、山里ネット)は、グリーン・ツーリズムの多様な団体をクラスターとしながら、岩手県遠野市における様々な地域づくりの活動や、コミュニティビジネスを提案・創出している組織です。また、クラスター組織の一つである「東北まちづくり実践塾」は、平成19年度に遠野市のキーマンであり地域コーディネーターでもある菊池新一氏を代表に設立し、遠野市で実践してきたノウハウを中心として東北の他地域の地域づくりに活用し、東北全体の活性化を目指して活動しております。実践塾には当社の社長望月もスタッフ(地域コーディネーター)として参加しております。

 
 
 
2. 山里ネットが持つ機能
@地域内外の情報・人が集まる場所
 

 山里ネットは、行政と民間が両輪となり、遠野の地域づくりを推進していくために、双方をつなぐコーディネーターとして重要な役割を持っております。当社も遠野市の地域づくりの事業等で山里ネットと連携することも多く、私自身何度も山里ネットにお邪魔することも多いのですが、そこでは、地域内外の様々な人が入れ替わりで訪れ、現在の活動の報告・相談から何気ない世間話までしていく場となっており、時には熱い議論も交わされ、地域づくりというのはこのように進んでいくのだと感じました。

 また、山里ネットの職員には若い方やUIターン者もおり、地域のキーマンたちとやり取りをしながら、地域を動かす組織の一員として活発に活動しています。このような組織から次世代リーダーが生まれていくのだと感じました。

 地域内外の様々な分野で活躍するキーマン・組織の情報が1ヶ所に集まることで、地域の様々な活動の連携が促進され、新たな事業等の仕掛けにも繋がります。

  
A地域の人材育成
 

 山里ネットではUIターン者や地域内外の若者も積極的に受け入れています。これらの人が山里ネットを通して、地域内外で活躍している様々な「人」との交流や、キーマン・地域コーディネーターの身近で仕事をする事によって、真の地域づくりについて学び、地域の次世代リーダーとして成長することで、将来の地域づくりの中核となる人財が確保されていきます。

 また、NPOの受託事業の効果を一時的なものとしないためにも、委託期間終了後、担当した「人財」が自立し、NPO内、または独立して新たな事業として仕掛けられるような育成の仕組みも持っております。今年度は「旅の産地直売」(第3種旅行業の資格を活用した新たな着地型の旅行商品の企画・販売)を、山里ネットが中心となり行うことも予定しています。

 
B他地域と連携しながらノウハウを共有
 

東北ツーリズム大学 山里ネットの代表的な事業の一つに「東北ツーリズム大学」があります。「東北ツーリズム大学」は、東北地域を中心としてグリーン・ツーリズムの実践者の育成を行い、実践者同士のネットワークを構築する仕組みとして設立されました。地域内外の講師による講義を提供する学びの場でもありますが、特に遠野市内のグリーン・ツーリズム実践者をメインの講師として、遠野の地域資源を学びのフィールドやメニューとすることで、地元の人は地域の「人」「モノ」「文化」などに自信を持つことができます。(「東北ツーリズム大学」参照)

 そして、現在「東北ツーリズム大学」は遠野市だけではなく、宮城県東松島市、福島県喜多方市・会津坂下町をサテライトキャンパスとして実施しています。サテライトキャンパスの運営は、各地域の方々が中心となった特長あるカリキュラムで開催されております。(「東北ツーリズム大学 福島カレッジ喜多方キャンパス」参照)

 この「東北ツーリズム大学」が東北の他地域へ展開しているように、地域づくりのノウハウは他の地域へ応用・展開させることが可能です。その過程で他地域と連携し、双方の地域資源を結びつけることで、新たな魅力を生み出せるという相乗効果が期待できます。

 
C地域に利益を生みだす仕組みの創出
 

遠野 乗馬 NPOとして社会貢献の非営利事業を行いながら、行政からの受託事業だけではなく、営利事業となる新たなコミュニティビジネス等を積極的に提案・創出していき、地域に波及する経済効果、雇用の拡大による地域への貢献に対しても積極的です。

 「遠野ツーリズム体感合宿免許プログラム事業」は山里ネットが展開している先進的なコミュニティビジネスのモデルの一つです。遠野市内の自動車学校の合宿免許のプログラムと、遠野のグリーン・ツーリズムを融合させることで、自動車学校の生徒数の拡大と、合宿に来た地域外の人と遠野の交流を目的とする事業です。

 市内の自動車学校との連携によって、新しいビジネスモデルを提案・創出し、地域に波及する経済的効果が生み出されております。地域づくりを継続していくためには、新たな事業を次々と創出し、利益を生み出していくことで地域への経済的効果や、組織において前述した人財育成を行うための雇用を行う事にも繋がります。

 この事業例は、「第15号 農商工連携(前編)」「第16号農商工連携(後編)」でお伝えしました東北経済産業局の“東北地域における農商工連携の事例調査”でも取り上げられ、先進事例としても注目されています。

 
 
地域づくりの中核となる組織に求められる機能
 このように、岩手県遠野市においてはグリーン・ツーリズムを柱とした「山里ネット」という組織が存在し、様々な事業を展開し、地域の活性化・人財育成を行っております。

 他にも山里ネットが地域に果たしている役割は多くありますが、今回の事例で挙げた@地域内外の情報・人が集まる場所、A地域の人財育成、B他地域と連携しながらノウハウを共有、C地域に利益を生みだす仕組みの創出の4つの機能があることで、山里ネットという組織が基点となり、遠野市内外の地域の活性化に様々な効果を出し続けているのではないかと思います。

 

 地域づくりの中核となる組織が目指すものは様々ですが、短期的な効果を出すことはもちろん、地域づくりを継続させることが重要となると思います。東北地域に自立・持続して事業の成果を出し続けられるような地域づくりの中核となる組織づくり、地域間の連携・情報共有等を当社では支援をしています。

 
ご意見・ご感想などお待ちしております! 
 
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