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プロジェクト地域活性 トップページ > 月刊地域活性レポート > 第8号 地域コーディネーター
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第8号 地域コーディネーター

〜地域を動かす

コーディネーターのあり方〜

 自治体や地域づくりのNPO等、住民を巻き込みながら地域づくりを推進していく方々、とりわけ地域コーディネーターに必要な要件とは何でしょうか?

 今回は2つの事例から、地域コーディネーターのあり方を見ていきたいと思います。 (事業企画部 主任プランナー 三神)

プロジェクト地域活性主任プランナー三神
 
なぜ地域づくりが進まない?

 

 地域づくりを行うとき、目指す方向を明確にするために、計画や施策の策定を行うことは必要不可欠です。しかし、立派な計画や施策を立てても地域がなかなか動かない。これは、行政や地域づくりのNPO等にとって、大きな課題の一つです。それでは、なぜ進まないのでしょうか。

書類 ここでは、地域づくりには2つの要素があると考えます。

  1. 頭 (実施計画や施策内容等)
  2. 思い (地域「全体」の主体性)

 押し付けられた計画には、地域の「思い」が入っていません。(「頭ではわかっているんだけど…」という言い訳はよくあるものです。) 成果に結びつく地域づくりを行うためには、住民の「思い」を引き出し、共有させる地域コーディネーターが不可欠です。

 地域づくりの鍵を握る地域コーディネーターは、地域をよく知る地元住民であることはもちろんですが、そもそもコーディネーターの役割とは何でしょうか。

 ここでは2つの事例からその役割を見ていきたいと思います。

 
タイプの違う2人のコーディネーター
1.グイグイ引っ張るGさん
 
地域

A村

状況

村内に地域づくりを行おうという人が何人かいて、彼らが個人的に体験プログラム等の取組みを行っている。今回はこの取組みを村全体に拡げていくために、組織化を検討しています。

 
 村が本当に大好きで、地域づくりに人一倍真剣なGさん。彼は勤勉家でフットワークも良く、他地域の地域づくりの成功事例や施策のあり方を沢山研究しました。

 そして、一つの魅力的な「進行案」と「実施体制案」を作り上げました。 その上で、村民の中心人物数人をまわり、実施体制や組織案についての意見を聞きました。皆、その案に一応納得してくれたようです。

 しかし、いざ会議で、この案を通し組織を立ち上げ実行していこうとすると、うまく動きません。

「今は商売が忙しい時期だからそこまではできないよ。」

「やれって言われればやるけど、うちは専門家じゃないから窓口はどこか別のところにしてほしい。」

…と、皆、他人任せになってしまいました。

 
2.スルスル人を巻き込むLさん
 
地域

B町

状況

住民は地域づくりの必要性を感じながらも、まだ積極的に進める体制は整っていない。自分たちで地域づくりを行っていくためには、体制を整えていこうと考えています。

 
 一方こちらのLさんも、町が本当に大好きで、地域づくりに人一倍真剣な方。実は彼も「こんな町にしたい」という魅力的な構想を作っていたのですが、敢えてそれを前面に出さないようにしています。それよりも町民一人一人とのコミュニケーションに徹しました。
  • 皆がこの地域をどのような地域にしたいと思っているのか?
  • 何か実施したい活動はあるのか?               ・・・等

 そして、会議の席はいつもざっくばらんです。毎回地元農家のお母さん方の手作りの地場産品(つまみ等)が出され、地酒を一献。地元の資源の良さを再確認しながら、真剣に地域づくりを話し合います。なんとなく出席していた人も、回を重ねるごとに徐々に真剣になってきました。

交流会 このような集まりと同時進行で、畑作りや炭焼き小屋づくり等のアイデアが少しずつ実行されていきました。その企画は当初は数人で行われていたものです。

 それでもわずかな人たちが始めた取組みは形になり始め、初めは「やってもしょうがない」「忙しくてできない」と言っていた人たちも徐々に参加し始めるようになりました。

 このようにして少しずつ地域振興の取組みに参加する人が増えてきたB町。今は、地域づくりを推進する組織を立ち上げるまでになりました。

 
地域を動かす原動力は
地域コーディネーター 地域を思う気持ちが強く、やる気のある地域コーディネーターを持つ2つの地域。何が違ったのでしょうか。それは、住民の地域づくりに対する「思い」(主体性・当事者意識)を引き出せているかどうかということです。

 A村の施策はあくまでも行政が主導し、行政から住民への“依頼”でした。だから例えば、

 「今は商売が忙しい時期だからそこまではできないよ。」

という意見に、「じゃあ、商売の忙しくない時期だけ手伝ってもらえれば…」という対応策を考えても、住民は「地域づくりに協力してやっている」意識がぬぐえません。そして、それは住民が自分から主体的には動かないということでもあるのです。

 一方B町は、地域住民それぞれが自分達の思いや意見を忌憚なく出し合っています。だから、自分たちの活動という意識を持つことができたのです。そのため、スタート時の活動が小さくても、具体的な成果(目に見える形)が出てくるに従い活動に賛同する人が増え、徐々に地域全体に拡がっていったのです。

 
 
地域コーディネーターの役割

 地域コーディネーターの役割は、住民の地域に対する思いを緩やかに醸成し、地域全体で共有していくことにより、住民の主体性を引き出すことにあると言えます。そして、地域コーディネーターは地域リーダーではありません。「どう動かすか」ではなく、「どう巻き込むか」が重要となります。

 また、地域全体の主体性は、何度も顔を合わせ、話し合う中で信頼関係と共に生まれていくものです。住民の共感と協働を得て、初めて地域が動き出すのです。その状況を作り出すのが地域コーディネーターの役割であると言えます。

 
 

 当社は地域づくりの成果を、「地域が、住民によって自立的に動くこと、変わること」にあると考えています。そのため、地域コーディネーターの役割は非常に重要であると考えています。頭(実施計画や施策内容の策定)に限らず、思い(地域の主体性の醸成)についても、ぜひお問い合わせください。

 
ご意見・ご感想などお待ちしております! 
 
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